今年の春先、「これ!これこそが私が今進むべき道!」と思わせたプロジェクト。
それが、「世界青年の船(正式名称:内閣府次世代グローバル人材青年育成事業)」です。
人生において、決断こそが全ての物事のスタートで、その後は沢山の方々のお力をお借りし、あれよという間に日本人代表青年としての参加が決定。
実は、船旅はこれで3回目(笑)の私。どうやら海原に縁のある人生ですが、今回は国の事業。今までとは色が異なります。日本人代表青年、約120名。他10ヶ国から各12名。合計約240名の19~30歳の青年が、約1カ月、船上で共に同じ時を過ごします。
秋の研修は、名実ともに<日本代表>と呼べる人材となるべく、仲間たちと共に学び合いの1週間。それぞれに様々な経験を積み、想いを持った青年ばかり。熱量の高さに刺激を受けました。
活動テーマは「喫茶去」。禅語です。広い意味で「ちょっと一服お茶でもいかが?」と訳されています。茶道という伝統文化を伝えるだけではなく、そこにある心が伝えられるような活動をしていきます。「お茶は平和活動である」と、ある方が教えてくださったこの言葉。私の世界観で体現する!と今からワクワクしています。
その為に、多くの企業様、アーティスト様にも協賛という形でお心を頂きました。感謝申し上げます。
(順不同にてご紹介します)
●愛知県豊田市「いしかわ製茶様」生産量が希少な<有機(オーガニック)のお抹茶>を船内茶道部活動のためにご提供くださいます。
●奈良県生駒市「翠宏園様」お茶を点てるのになくてはならない<茶筅>を手作業にて制作。この度、参加11カ国を糸の色で表現した色糸茶筅を提供してくださいました。
●愛知県半田市「岩田大助様」書人でいらっしゃいます。船内茶道部活動でのお軸をご提供くださいます。作品も一点ご提供くださいました。
●京都府「雲母唐長様」約400年続く老舗の唐紙屋さんです。船内茶道部活動のための懐紙、自主企画のためのグリーティングカード、アートプロジェクトへのサポートをしてくださいます。
●愛知県名古屋市「服部株式会社様」内閣府事業にご協賛頂きます各社のミニ幟を制作いただきます。
こうして列挙しますと、多くの方を(良い意味で)巻き込み、ご縁を頂いたことが感慨深く、伝えたいこと、伝えられることは何なのか考えます。この経験が、大きな礎となり、糧となるよう、楽しみながら精一杯取り組んで参ります。
船上では、一切陸上との連絡が取れないため、レポートはなかなかできません。帰国後にご報告いたします。さぁどんな旅になるのでしょうか〜。
フェリチェートちゃんも、一緒の1か月。たくさんの想いや、思い出を共に作ってきます

橋本一凛
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